とはペリカンという実況者の言葉*1ですが、今回のイラストのこだわりは肩出しです。何故ならえっちだからです。
肩を出してる服装のことをオフショルダーとかオープンショルダーとか言いますが(今調べた)、ノースリーブにはないえっちさがあってとてもいいと思います。
ということで、今回はともはる・オルテンシアPRIME (@redruM_ps)さんからリクエストを頂いたCMSのイラストです。リクエストあざっす!
1 ラフとか線画とか
最近は面倒だからとラフを適当に作ったらとっとと線画を描き始めては自分の仕事の雑さに苦しめられる生活を送ってきたのですが、さすがにきちんと描こうと思って作った当社比で500倍くらいクオリティの高いラフです。
この頃の方が角度とかパースが急ですが、手前の机とのバランスとかがうまく取れなくて断念しています。
こっちでうまく仕上げられれば今の完成形よりいいものができた思いますが、まあ、実力不足ですね。
これは線画。PA-15のイラストがよかったとのことだったのでPA-15を描いてるときに使ってたペンを使ってます。ちょっと鉛筆風のやつ。
線画に使うペンはただの線と鉛筆風のやつを気分で使い分けてて、どっち使ってもイラストのクオリティは変わらないんですけど、願掛けみたいなものです。
そして特筆すべきはポテト。今回はこれを描くためにマックのポテトを買って写真を撮ったのですが、まあ、イラストと本物のポテトが馴染まないのなんの。当たり前っちゃ当たり前ですケド……。
でも、一応ちゃんと写真を加工したのを完成版のイラストでも使ってます。GIMPでフィルターかけたり、SAIではぼかし筆で色を均一化したり、線画を足してイラストっぽくしたり、左右反転して量を盛ったり, etc.
まあ、ポテトの配置を考える手間を省けたので後悔してませんけどね。仮に手書きしてたとして、写真のポテトをトレスして線画描く感じになると思いますし。
他に線画関連で特筆すべきことはあまりないですが、色を塗った後に手前か奥かで線画の色を塗り替えてたりするので、そういうところに注目してもらえると嬉しいです。
2 色とか背景とか
背景がある場合は、背景とキャラをある程度均等に作っていった方が本当は良くて、
背景の構想すら固めずにキャラだけ先に全部塗るのは(背景との辻褄が合わなくなる恐れがあるので)あまりよくないのですが、今回はあくまでキャラがメインのイラストなので、そこがブレないようにキャラだけを先に塗って背景はキャラに合わせる形で追加する形式を取っています。
そして完成した第一稿がこちら。
SAIは加工機能が貧弱なのである程度塗った後にGIMPで加工しているのですが、第一稿とはGIMPに突っ込む前のやつです。左側の窓がまだないところに行き当たりばったりで背景を描いてる感がにじみ出てて実に趣深いですね。
背景に使う色は百年前に買った配色サンプル本を使ってます。
そしてこちらが完成図。
なんかキャバクラっぽくてあれだなとなったので左側に窓を足して解放感を出し、なんとなく寂しかったので胸元にリボンを足しています。
服が清楚風だからと女の子らしさをアピールするために背景をピンク系で固めたのが微妙に裏目っちゃいましたが、結果的にはアンバランスさを出せて怪我の功名といったところだと個人的には納得してます。
3 そして立ちはだかる最後の壁
Skebって宛名とサインを書くんですね。
僕の心はそう言葉をこぼした。
字が下手なんですよ。僕はこう見ても大学受験すら筆記体で乗り切った生粋のヒッキタリアンなのでサインは筆記体でいいとして、宛名がね~。精一杯頑張って綺麗な字を書きました!はい!
近いうちに女の子っぽい可愛い字を練習しておきます……。
ちなみにサインはこんな感じ。SAIの輪郭機能で輪郭を足したので少し汚い汚れが混じっていますねアハハ。最後のaがどうみてもeなのは筆記体のご愛敬。昔これでテスト減点されてます。
書く機会があるかはさておき、せっかくなのでしばらくはサインをこれで通します。コピペはせずにちゃんと手書きはしますけどね。実際琴葉だといろんなキャラと被りすぎてて使えないので、アルファベットが僕のPNの正式表記です。
さいごに
お金が絡むと描くの楽しくなくなるのかな~なんて思ってましたがそんなことはなく普通に楽しく描けたのが個人的な驚きでした。
C-MSもそうなんですが、なんとなく描きたいなと思いつつ描けてないキャラが沢山いるので、そんなキャラを描けるのがいいですね。こういう形じゃなくても、そんなキャラを今後は出来る限り描いていきたいですねぇ。
ということで、忘れてなければPixivのFanboxに0円で誰でも見られる形で第一稿と完成稿のPSDを置いとくので、細かい色の塗り方を知りたい方はそちらからダウンロードしてください。
ではでは!